ブランド :
ブログ海外のハイブランド業界は、欧州の3大コングロマリット(複合企業)と呼ばれ勢力をどんどん伸ばしています。
ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)などを傘下に持つLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、グッチ(GUCCI)などを傘下に持つケリング、カルティエ(Cartier)など宝飾時計ブランドを中心としたブランドを有するリュシモンという3つの欧州グループの競争が激化しています。
2019年にはTIFFANYも買収したLVMHグループ。
グループの中でもやや弱い分野でもあった宝飾部門の強化に成功しました!
3大コングロマリット以外にはオメガが所属しているスウォッチグループ、プラダ、ミュウミュウのプラダグループとラグジュアリーブランドには外せない人気ブランドが所属しているグループ企業もあり力をつけてきています。
またグループ企業には属さない独立系ブランドも存在します。代表的なブランドはエルメス(HERMES)とシャネル(CHANEL)ですね。
現在ハイブランドの2トップともいっていいエルメス、シャネルはグループ企業に属していません。
ティファニーがLVMHグループに入るなど、ちょっと前では考えられなかったことが起きています。エルメスもあるグループに参入か!などという話題も以前はありました。
時代の流れによって独立系ブランドが3大勢力に飲み込まれる・・・なんてニュースもやってくるかもしれません。今後も動向を追っていきたいと思います。
それでは3大コングロマリットを中心に、詳細を見ていこうと思います。
フランス・パリに拠点を置くコングロマリット。1987年にルイヴィトンとモエ・ヘネシーが合併してLVMHグループが誕生。
その後、数多くのブランドを傘下におき世界最大のファッション大手の企業体とされています。
1854年創立。
LVMHグループの中核ブランド
マーク・ジェイコブス(1997~2013 WOMENS )
ニコラ・ジェスキエール(2014~ WOMENS)
キム・ジョーンズ(2011~2018 MENS)
ヴァージル・アブロー(2018~ MENS)
1946年創立。
エディ・スリマン (2001~2007 MENS)
クリス・ヴァン・アッシュ (2007~2017 MENS)
キム・ジョーンズ (2018~ MENS)
ジョン・ガリアーノ (1996~2012 WOMENS)
ラフ・シモンズ (2012~2016 WOMENS)
マリア・グラツィア・キウリ (2016~WOMENS)
1945年創立 。
フィービー・ファイロ(2008~2018)
エディ・スリマン(2019~)
1952年設立。
リカルド・ティッシ (2005~2017)
クレア・ワイト・ケラー (2017~2020)
1846年創立。
1996年よりLVMHグループに。
JWアンダーソン(2014年~)
1925年創立。毛皮専門店よりスタート。
1999年よりLVMHグループに。
カール・ラガーフェルド(1965~)
キム・ジョーンズ(2020~)
キム・ジョーンズはDIORとFENDIを担当!
どちらもLVMHグループの人気ブランド!
1884年創立。
2011年、交換株式によりLVMHグループに参入。
1898年創立。
2016年よりLVMHグループに参入。
1837年創立。
2021年1月にLVMHグループの傘下に。
1860年創立。
1999年にLVMHグループの傘下に。
フランスのパリを拠点に持つコングロマリット。ファッション、宝飾品をメインのブランドを保有しています。
2004年にグッチグループがPPR(ピノー・プランタン・ルドゥート)の傘下に入り、PPRが2013年に社名変更でケリングとなり現在に至ります。
グッチを筆頭に、グループ内ではサンローランも好調なブランドです。
1917年に創立。
1998年にグッチグループに買収され、その後ケリンググループに。
ニコラ・ジェスキエール(1998~2012)
アレキサンダー・ワン(2013~2014)
デムナ・ヴァザイア(2015~)
1961年創立。
2001年にグッチグループに買収され、2013年よりケリンググループ傘下に。
イヴ・サンローラン(創立~2002)
エディ・スリマン(2012~2015)
アンソニー・ヴァカレロ(2016~)
1966年創立。
トーマス・マイヤー(17年間デザインを担当)
ダニエル・リー(2018~2021)
マチュー・ブレイジー(2022~)
1881年に創立。
トム・フォード(1994~2004)
フリーダ・ジャンニーニ(2002~2015)
アレッサンドロ・ミケーレ(2015~2022)
サバト・デ・サルノ(2023~)
※追記(2022.11)
2023年春夏コレクションを最後にアレッサンドロ・ミケーレがグッチを去ることが発表されました。
1858年に創立。
パリのグランサンクのひとつ。
フランス高級宝飾協会が認めた“パリ5大宝飾店”のことです。ヴァンクリーフ&アーペルズ、ショーメ、ブシュロン、モーブッサン、メレリオディメレーのことを指します。
『プラダ』は1913年にマリオ・プラダとマルティノ・プラダの兄弟がイタリアのミラノで創業。革製品の専門店として誕生しました。
ブランドを軌道に乗せたのは、マリオ・プラダの孫にあたるミウッチャ・プラダが1978年にCEOに就任。デザイナーも務めました。後にミウッチャの夫となり共同CEOとなるパトリツィオ・ベルテッリ氏の存在がブランドの繁栄に大きく影響していると言われています。
1993年にはプラダのセカンドラインとして『MIUMIU』が誕生。クリエイティブ・デザイナーはミウッチャ・プラダが務めています。
2022年に共同CEOであったミウッチャ・プラダとパトリツィオ・ベルテッリはCEOを退任、ベルテッリはCEOから会長へ、ミウッチャは副クリエイティブ・ディレクターとなり、新CEOには元ディオールアメリカズのCEOであったジャンフランコ・ダッティが就任しました。
なお、MIUMIUのクリエイティブ・ディレクターはミウッチャが継続となります。1988年に南アフリカの実業家ヨハン・ルパートによって設立されたコングロマリットです。3大コングロマリットの中では宝飾・高級時計の分野に強いリュシモンです。
カルティエを始め、ヴァンクリーフ&アーペルズ、ピアジェ、パネライ、IWCとジュエリー業界、時計業界のトップブランドが名を連ねています。
1847年に創立。
1993年よりリュシモングループの傘下に。
1896年に創立。
1999年よりリュシモングループの傘下に。
1874年に創立。
1988年よりリュシモングループの傘下に。
1868年に創立。
2000年にリュシモングループの傘下に。
1833年に創立。
2000年よりリュシモングループの傘下に。
1755年に創立。
1996年にリュシモングループの傘下に。
1860年に創立。
2017年よりリュシモングループの傘下に。
どこのグループ企業の傘下にも入っておらず、オリジナリティあるラグジュアリーブランドといえばなんといってもエルメスとシャネル。
両ブランドともに国内、海外ともに絶好調のブランド。数年前にはエルメスがLVMHに?!という動きも見られましたが・・・。独自の個性を持つブランドですので今後もそのまま突き進んでほしいです。
1837年に創立。
マルタン・マルジェラ
ジャン・ポール・ゴルチエ
クリストフ・ルメール
1909年に創立。
ガブリエル・シャネル(1909~1983)
カール・ラガーフェルド(1983~2019)
ヴィルジニー・ヴィアール(2019~)
1941年に創立。アメリカのニューヨークで家族経営の革小物工房からスタートしたブランドです。
ハンガリーの町「Kocs(コチ)」で15世紀に製造され始めた大型馬車をコチと呼んでいたそうです。ブランド名の「コーチ」は大切なものを運ぶときに使ってほしいという意味も込めて、ここから名付けられたようです。
コーチのロゴは馬車が使われています。
リード・クラッコフ
スチアート・ベバーズ(2014~)
1856年に、イギリスのロンドンで創立。トレンチコート、チェック柄で世界中で知名度のある歴史あるブランドです。
クリストファー・ベイリー(17年間担当)
リカルド・ティッシ(2019~2022)
ダニエル・リー(2022~)
3大コングロマリットは、今後も好調のブランドやブランドコンセプトが共通しているブランドなどを傘下にしていく動きが見られると思います。
傘下に入ることで独自のブランドとしての個性が消えてしまうのでは?と若干の不安はありますが、時代の流れとして致し方ないことかなと・・・。
現在独立ブランドとして知名度のある「コーチ」「バーバリー」など、今後どうなっていくか?3大コングロマリットの傘下、もしくはコーチとバーバリーが手を組む?なんてこともありえるかも?動向を見守りたいと思います!
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