日本を代表する時計メーカー『SEIKO』の前身である『服部時計店』が創業されたのが1881年。日本初の腕時計を製品化、世界初のクォーツ時計を製品化したSEIKOです。

そんなSEIKOが“世界に挑戦する最高級の腕時計を作る”とい理念で発売した時計が

グランドセイコー(Grand Seiko)です。

グランドセイコーが発売されたのが1960年。今年はグランドセイコーが誕生して60周年という記念の1年となり、さまざまなイベントや新作が発表される予定です。CEOである服部真二氏は、世界のリーディングプレーヤーになるためにさらに規模を拡大していくとおっしゃっていました。パリのヴァンドーム広場や中国の上海にブティックがオープンする予定とのことです。

ますます今後が楽しみになってきたグランドセイコー。アニバーサリーイヤーの今年は特別な1年になりそうです。コロナ禍で発売時期も変更になったりと時計業界にとっても激震の年になりましたが、時計ファンにとっては発売まで待ちきれないことでしょう。

キャリバー9RA5搭載

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スポーツコレクション
スプリングドライブ 5 Days
SLGA003　

2004年に誕生した「9Rスプリングドライブ」の進化系『スプリングドライブ 5 DAYS』キャリバー9RA5が搭載されたスポーツコレクションが60周年を記念して発売されます。※発売は2020年11月予定

9R6系のような従来のスプリングドライブより14％も薄く、最大巻き上げ時が約3日間(約72時間)から約5日間(約120時間)という大幅な長持続性の実現が達成されました。また月差が±10秒という高精度。

薄型化を実現し、ダイバーズウォッチ規格に耐える耐衝撃性もクリアするというあらゆるパーツに匠の技を存分に発揮したモデルです。

付け替え用の強化シリコンストラップが付属され、裏蓋には『 60th Anniversary 1960-2020 Limited Edition 』という文字が刻まれ、700本限定のシリアルナンバーも。

定価 は1,265,000円(税込)。 グランドセイコーマスターショップ限定モデルのため、セイコーフラッグシップサロン、グランドセイコーサロンでのみの販売となります。

キャリバー9SA5搭載

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ヘリテージコレクション
グランドセイコー60周年記念モデル
メカニカルハイビート 3600 80 Hours
SLGH002

1998年に誕生した「9Sメカニカル」の進化系キャリバー『9SA5』が搭載された『メカニカルハイビート 36000 80 Hours』です。

従来のGSモデルに搭載されていたキャリバー9S8系のハイビートムーブメントが駆動時間約55時間だったのに対し、キャリバー9S65は最大巻上時約80時間と大幅な長持続化を実現。また9Sメカニカル初となる「瞬間日送り機構」が搭載されました。

100本限定、60周年記念モデルにふさわしい佇まいの18KYGケースを使用し1960年に発表された初代のグランドセイコーモデルを思わせるデザインに加え、装着性・視認性ともに考え抜かれたフォルムとなっています。

定価は 4,950,000 円（税込）。2020年8月1日にいよいよ発売されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。グランドセイコーにとって60周年という節目の1年。セイコーの創設者であり「日本の時計王」と呼ばれた服部金太郎氏の生誕160年という年でもあります。コロナ禍の中、高級時計業界にも激動の年となっていますが、明るい話題が少しずつ増えてきております。今後のグランドセイコーのさらなる世界進出に期待です。

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