ブランド :
ブログ『PRADA』『MIUMIU』をブランドとして抱えるプラダグループ。
2022年の業績は20%を超える増収、2年連続で前年比20%を超える増収です。現在最も勢いのあるブランドと言えます。日本でももちろん20%超えの増収とのことですから、これまでも安定した人気のあったプラダがますます熱い!ということになります。
プラダはイタリア・ミラノに1913年に創業。プラダは自身のブランドの他、ミュウミュウなども傘下にあるグループ企業です。一世を風靡したナイロン素材『ポコノ』、2010年に誕生した『サフィアーノレザー』など時代にあった流行が定期的に誕生しているラグジュアリーブランドです。CEOそしてデザイナーは、ミウッチャ・プラダ。彼女は1978年に29歳の若さでCEOに就任しています。2022年にミウッチャ・プラダはCEOを退任し、副クリエイティブ・ディレクターとして残ることがニュースとなりました。
毎年、世界で最も価値ある企業の成果を分析するInterbrandsの「Best Global Brands 2022」ランキングが発表されています。プラダは、今年最も急成長している15のブランドのひとつに名を連ねています。
もともと安定的に人気のあるブランドでしたが、最近のプラダ人気の秘密はいったいどうして?気になりましたので探ってみます。
プラダといったら、レザーアイテムよりナイロンのバッグ!というイメージがまだ根強くあるかもしれません。『ポコノ』というナイロン製品が一世を風靡しました。
そして現在は、Re-Nylon(リナイロン)というブランド独自の素材を開発、海から回収されたプラスチックを再利用、浄化して作られたファブリックが使用されています。地球環境に配慮したサスティナブルな取り組みとして評価されています。
さらにここ数年でブランドアイテムの国内定価は日を追うごとに上昇、もちろんプラダも価格改定によって定価は上がっていますが他のブランドと比べるとやや手に入れやすい価格帯に留まっている、そんな印象があります。
そしてRe-Nylonは価格帯も抑えめになります。さらに軽量!購入しやすく、幅広い年齢層に支持されています。
プラダのデザインはいたってシンプルです。
主に『トライアングルロゴ』と呼ばれる逆三角形のメタルプレートが製品の正面や脇に付いていたり、エンボス加工されていたりと強調しすぎないブランドロゴが大変魅力的で、スタイリッシュに見えます。
プラダといえば
トライアングルロゴ
もともとプラダ好きな方はそんなシンプルなところが好きだった方も多いと思いますが、今また見直されている、そんな印象があります。性別問わず、老若男女が使用できる製品が多いブランドです。
プラダといえば正規販売店に加え、アウトレットでの販売も行っているブランドでした。しかし、昨年頃よりアウトレットからプラダが消えた!というニュースを聞くように。
「アウトレットでの売り上げが悪かったのか・・・」
などという声も耳にしましたが、実はその逆だったんですね。
アウトレットなどでのセールをする必要がなくなった、ということですね。まだアウトレットのすべてから撤退というわけではないようですが、今後は続々と撤退になるのではないでしょうか。
アウトレットなどでのセールを撤廃することで、ブランドの価値が上がったということが増収・増益の要因の一つと言えるでしょう。
ブランドアンバサダーの就任は、著名人にとっては人気のバロメーターに。勢いのあるプラダも、現在旬の著名人たちがブランドアンバサダーに就任しています。
SNSなどのメディアを上手に使い、ブランドの知名度がさらにあがった印象があります。
PRADAの姉妹ブランドとして人気のMIUMIUのアンバサダーには、中高生に大人気のK-POPグループ「IVE」のウォニョンが。
プラダより、やや購入する年齢層が低いMIUMIU。現在日本でも大人気のウォニョンがアンバサダーに抜擢は納得です。
コロナ禍で経済が停滞していた中でも勢いが増したブランドもあれば、低迷していくブランドもあります。2023年はより顕著に人気・不人気がはっきりとする1年になりそうです。
プラダの勢いがどこまで続くのか・・・動向を今後もチェックしていきたいと思います。
まずは一度、お問い合わせください。
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