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シャネル(CHANEL)の歴史と定番・廃盤ライン一覧まとめ

ブランド :

シャネル
DATE / 2024.09.24

いつの時代の女性にも愛されるブランド『CHANEL』。媚びない、芯の強さを感じるブランドは誰もが一度は憧れるラグジュアリーブランドです。そして“メンズが存在しない”ブランドとしても知られています。

100年以上の歴史あるシャネルの、これまでに発売されているシリーズ名や通称名を見ていきたいと思いまs。

シャネルの歴史

1909年、「ココ」という愛称で呼ばれていたシャネルは、カンボン通り21番地に帽子店「シャネル モード」をオープンさせます。当時の有名なフランス人女優たちがシャネルの帽子を着用し、名声を高めます。

1919年には初のオートクチュールを発表、1921年にはシャネル初のフレグランス「シャネル N°5」を発表します。そして化粧品やアクセサリーも発売します。

1939年に第二次世界大戦に突入、フランスではシャネル低迷期に入ります。ブティックを1店舗のみ残し香水、アクセサリーの販売を続けます。

1952年にアメリカのスターであったマリリンモンローが雑誌インタビューでシャネルの N°5を愛用していることを語り知名度が一気にあがるきっかけとなりました。

1954年、シャネルが71歳の時ブティックの再開を決意します。その後は当時のセレブリティであったエリザベス テイラー、ジェーン フォンダ、ジャクリーン ケネディ、ロミー シュナイダー、ジャンヌ モローなどがシャネルを愛用、確固たる地位を確立しました。

1963年にケネディが暗殺された歳、隣に乗車していたジャクリーンケネディが着用していた服がシャネルであったということも有名です。

1971年に87歳でココ・シャネルは逝去し、その後低迷期を迎えてしまいますが、1983年にカール・ラガーフェルドがアーティスティック・ディレクターに就任しシャネルはかつての栄光を取り戻すこととなります。

2019年カール・ラガーフェルドの死去後、カールの側近として長年シャネルに在籍しているヴィルジニ・ヴィアールが2024年までアーティスティック・ディレクターを務めました。

『古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像』

創業当初から一貫したコンセプトを貫き現代も多くの女性から支持を受けているラグジュアリーブランドです。

新たなアーティスティック・ディレクターがまだ発表がありませんが、著名デザイナー就任の噂も・・・。発表を待ちます。

シャネルのライン名・呼び名一覧

ココハンドル

COCO HANDLE

2016年から発売されている『トップ ハンドルバッグ』の通称名。シャネルの人気コレクション。

ボーイシャネル

BOY CHANEL

2011年から登場したコレクション。シャネルの最初の恋人ボーイカペルにちなんで名付けられました。弾薬保管バッグからインスピレーションを受けてデザインされたブランドを代表するコレクションです。

ガブリエル ドゥ シャネル

GABRIELLE DE CHANEL

2017年春夏から登場したコレクション。レザーを通したチェーンのショルダーとファッショナブルなフォルムが性別を越えて人気に。

CCフィリグリー

CCfiligree

2019年に登場、前面に大きなココマーク、ココマークの四隅にスタッズが施されていることが特徴のシリーズ。チェーンバッグ、バニティバッグ、お財布が人気アイテムです。

ドーヴィル

DEAUVILLE

2012年に発表されたコレクション。リゾート感あふれるカジュアルな雰囲気が特徴。正面には「31 RUE CAMBON PARIS」とシャネルが初めて出店された住所が記されています。

カンボン

CAMBON-LINE

2004年に登場したコレクション。大きなココマークがサイドに大胆にデザインされているのが特徴。

エアライン

AIR-LINE

2016年に登場したコレクション。カラフルで遊ぶ心のあるデザインが多い。

コココクーン

COCO COCOON

2009年秋冬コレクションから登場。ナイロン素材でもこもこ感があり、とにかく軽量。コクーン=繭を意味しています。

ココネージュ

COCO NEIGE

ネージュとはフランス語で雪を意味します。ここ・ネージュとはウィンターシーズンに限定販売されるコレクションの名称。

セントラルステーション

Central Station 

2007年の限定コレクション。列車がデザインされた珍しいバッグ。

復刻トート

1804

ダイヤ型ステッチにキャビアスキン素材、正面のココマークが特徴。型崩れしにくく自立できるハンドバッグ。

ダイアナ

DIANA 

1990年代前後に生産されていた、フラップ部分が特徴的なデザインのチェーンショルダー。ダイアナ元妃がフランス訪問時に着用していたことからこのモデルを通称『ダイアナフラップ』と呼ぶように。

エグゼクティブ

EXECUTIVE

シャネルには珍しいデザインの横長フォルムのトートバッグ。正面に控えめなココマークがついているのみのシンプルデザインが人気。

マトラッセ

MATELASSE

ダイヤ型ステッチのことを『マトラッセ』と呼ぶ。マトラッセステッチを用いたチェーンバッグのことを通称でマトラッセとも呼んでいる。

ウルトラステッチ

ULTRA STITCH

ワイルドステッチよりさらに太い糸を使って縫い目をデザインしたものがウルトラステッチ。

2.55

2.55

1955年2月に発売されたことから名付けられた『2.55』シリーズ。正面の留め具部分がココマークではなくシンプルな四角いものを総称して呼びます。

バブルキルト

Bubble Quilting

マトラッセを泡のようなふわふわしたデザインに仕上げたキルティング加工。

ワイルドステッチ

WILD STITCH

太い糸を使いステッチ部分をより強調したデザインのモデルのことをワイルドステッチと呼ぶ。ひし形、チョコバーのステッチも。

ビコローレ

BICOLORE

2色の糸でひし形のステッチがデザインされたシリーズ。小物、財布を中心に展開。マトラッセのようにもこもこ感がない。

エッセンシャル

ESSENCIAL

2009年に発売された見た目はショッパーのようなシンプルなレザートートバッグ。短期間での販売だったため、現在は希少性の高いアイテムに。

シャネルの定価が上昇中

シャネルに関わらず、すべてのラグジュアリーブランドの国内定価が上昇し続けています。ラムスキンのマトラッセ25(A01112)を例にあげると、3年前の定価は¥1,045,000(税込)でしたが、2024年9月現在の定価は¥ 1,744,600円となっています。

なんと、3年間で約67%の定価の上昇です。

ミニマトラッセ(A35200)に関しても3年間で約60%ほど定価が上昇していますので、シャネルのアイコンアイテムの国内定価の上昇の凄まじさを実感しています。



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