2020年は“Y”

HERMES(エルメス)の主に革製品には、製造した年がわかる刻印が刻印されていることはエルメスファンにとっては周知の事かと思います。2015年までは、A,B,C,D,E,F・・・とアルファベット順に並んでいたため、翌年が何のアルファベットになるか予測ができました。しかし・・・

2016年から、その法則がなくなりました！

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ

これがアルファベット順ですね。

2014年　R

2015年　T

2016年　X

あれ？2016年はアルファベット順で行けば“U”のはずが、【X】となりここからアルファベット順の法則が通用しなくなりました。(ちなみに、2015年はアルファベット順だと“S”だよね？とお思いになると思うのですが、“S”だとソルド品に刻印される“S”と勘違いしてしまうので、“S”は飛ばされたんではないかという話です。すべて、エルメスが公式で発表したわけではございません。)その後も・・・

2017年　A

2018年　C

2019年　D

となんの法則も見つからず、翌年の刻印は予測不能となりました。そして、2020年も2月に入り新刻印のエルメス製品が出回り始めました。2020年は・・・

2020年　Y

だそうです。みなさん、予想できましたでしょうか。刻印がアルファベット順ではなくなってからまだ数年なので、法則はまったく見当もつきません。もう法則はなく、エルメスの偉い方が「来年はこの文字で行く！！」と言っているだけかもしれません。

近年、エルメスの精巧な模造品なども出回ってきていますので、法則がないほうが真似しにくくていいかもしれません。(それでも、模造品が出回っているのが悲しい現実です)

“D”刻印の買取価格は？

当然ながら、2019年製造の“D”刻印は新しい刻印が出回ってくると買取相場が変動してきます。ヨーロッパではすでに出回っておりそろそろ日本にも新しい刻印の製品が入ってくる頃だと思われますので、2019年に製造されたエルメス製品を売却しようか検討されている方は、早めに買取サービスをご利用させたほうがよろしいかと思います。

2021年は【Z】エルメス(HERMES) 製造年 刻印まとめ/2020年の刻印は【Y】