ブランド :
エルメスエルメスを代表する書類バッグ「サック・ア・デペッシュ」。
初登場は1928年!
約100年近い歴史の中でほとんどフォルムを変えず、現在までに至るビジネスバッグです。
エルメスは6代に渡りファミリー経営を貫いているブランド。
2010年頃、LVMHグループに買収させるかもしれない!などという騒動がありました。
しかし、その際にエルメスの株式を50.2%所有する会社『H51』を立ち上げ、「今後20年間株式を売却しない」という契約を結びました。エルメスは1837年に創業者ティエリ・エルメスが馬具工房からスタートさせました。顧客、お客様の声を聞き、求められているものを製品化していてと言われています。
2代目シャルル=エミール・エルメスの時代にはヨーロッパ全土にエルメスの名は広がるようになりました。
この時代にバーキンの元となったと言われている
「オータクロア」が誕生します。
3代目エミール・エルメスは、社会状況の変化に柔軟に応じ馬具用品に合わせて皮革製品などにも力を入れるようになります。この頃から移動が「馬」から「車」に移行しはじめた時代です。
そして1923年、初めてバッグにファスナーを装着した
「ボリード」が誕生します。
「ケリー」は1956年、「バーキン」は1984年に初登場ですので、現在の2大バッグよりもサックアデペッシュは歴史が長いバッグとうことになります。
この金具が特徴の1つ
・書類ケース「サック・ア・デペッシュ」Ⅱ
41 約W41×H30×D8cm
38 約W38×H29×D8cm
27 約W27×H20×D6cm
・書類ケース「サック・ア・デペッシュ」ライト Ⅰ
37 約W37×H28×D4cm
現在、出回っている「サック・ア・デペッシュ」の素材は《トゴ》《エプソン》が主流です。
その他に《ボックスカーフ》《フィヨルド》《エバーカーフ》《クロコポロサス》など多くの素材で生産されています。
クロコポロサスの
サックアデペッシュ
・メッセンジャー「サック・ア・デペッシュ」
21 約W21×H16×D3.5cm
29 約W29×H22.5×D3.5cm
サック・ア・デペッシュの進化版も発売されています。29cmは2021年に、さらに小ぶりな21cmは2023年秋冬コレクションで発表されました。
現代にマッチしたショルダーストラップが付属され、斜め掛けも可能になりました。
しかし、なかなかお目にかかれない希少なアイテム。入手困難であることは間違いなしです。
エルメスは今回ご紹介した『サック・ア・デペッシュ』のメッセンジャー、『ジプシエール』のミニなどこれまでにあった人気コレクションを現代にマッチさせた進化バーションを少しずつ発売しています。
人気バッグは直営店ではほぼ購入不可能という噂がここ数年でかなり浸透してしまっていてエルメス離れなんて声もチラホラ聞こえてきます。しかし、最近はフラっと立ち寄ったら欲しいバッグが購入できた!などと言った声も。状況は変化しているのでしょうか。
いずれにしてもまだまだ欲しい時に購入できるエルメスではありませんので、二次流通での購入も検討してみるのもおすすめです!
まずは一度、お問い合わせください。
買取小町では只今、以下のブランドを強化買取を行なっております。