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2020年はバーゼルワールド(BASEL WORLD)の中止が決定!今後どうなる時計見本市

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DATE / 2020.06.04

世界で猛威を振るっている新型コロナウィルス感染症。ヨーロッパではロックダウン(都市封鎖)をし、日本以上の厳しい規制が行われていました。5月に入り少しずつ規制緩和されはじめているヨーロッパですが、今後は多方面での影響がでてきそうです。もちろん時計業界にも大変大きな影響がでています。

TIME TO MOVE 2020の中止

2020年3月初旬にスイスのチューリッヒで開催予定であった、スォッチグループの6大トップブランドによる展示会が中止に。オメガ、ブレゲ、ブランパン、グラスヒュッテ・オリジナル、ジャケドロー、ハリーウィンストンの新作発表が行われる予定でした。

スォッチグループは、2018年まではスイス2大時計見本市であるWATCHES & WONDERS GENEVA(ウォッチ&ワンダーズ・ジュネーブ=旧:SIHH)とBASEL WORLD( バーゼルワールド)のうちのバーゼルワールドに出展していましたが、2019年からはバーゼルワールドに不参加を表明。長きに渡りバーゼルワールドのメインステージで新作発表を行ってきたスォッチグループがバーゼルワールドから撤退ということで、業界では大きなニュースとなりました。

バーゼルワールド撤退によりスォッチグループは独自のフェアであるTIME TO MOVE(タイム トゥ ムーブ)を2019年より開催。2020年はその2回目となるとはずでしたが、コロナの影響で中止に。

ジュネーブサロンとバーゼルワールドの中止

スイスの2大時計見本市とされている新作展示会。バーゼルワールド(BASEL WORLD)は、世界最大の時計・宝飾見本市。そのバーゼルワールドに対抗する形で1991年から開催されている見本市、ウォッチ&ワンダーズ・ジュネーブ (WATCHES & WONDERS GENEVA)は通称“ジュネーブサロン”と呼ばれ以前は Salon International de la Haute Horlogerie =SIHHと名称がついていました。ジュネーブサロンは以前はバーゼルワールドに出展していたリュシモングループが中心となって開催している見本市です。

2020年~2024年は同時期開催の協定を結んでいた

以前は時期をずらしての開催を行っていたこのふたつの見本市ですが、2020年はジュネーブサロンが4/26~4/29に、バーゼルワールドが4/30~5/5までと連続開催となり、この連続しての同時期開催は2024年まで行うことが契約されていました。ジュネーブサロンは、以前まで出展していたオーデマ・ピゲとリシャール・ミルが撤退、バーゼルワールドはスォッチグループが撤退となりこの協定が結ばれることで、活性化を図る計画だったのだと思うのですが・・・こちらもコロナの影響をもろに受けることに。

バーゼルワールドは延期からの中止決定へ

ジュネーブサロンは先に2020年の開催中止を決定していましたが、バーゼルワールドは2020年開催分を、中止ではなく2021年1月に“延期”と発表していました。その発表に主催者側と出展するメーカーの間で問題が生じ、続々と撤退するブランドが発表されました。もともと、バーゼルワールドに出展するにはメインブースとなると1ブースで数千万~数億円の出展料がかかると言われています。延期する=出展料は返還しないということですので、そのあたりで両者の間で問題が生じたのかもしれません。バーゼルワールド2020に出展予定だった、シャネル、ショパール、ロレックス、チューダー、パテックフィリップをはじめLVMHグループのブルガリなど多くのブランドが出展取りやめを発表することに。

結局、バーゼルワールドは延期から中止の決定が発表されました。

ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2020が開催決定

今年3月にブルガリCEOより発表された『ジュネーブ・ウォッチ・デイズ』の開催。ジュネーブ州の支援を受けて、複合型ウォッチブランドのイベントが開催されます。2020年8月26日~29日まで開催予定。

ブルガリをはじめ、ブライトリング、ジラール・ペルゴ、ユリス・ナリダンなどの新作モデルが発表され、他のイベントも開催される予定です。ジュネーブサロン、バーゼルワールドが中止となった今、2020年唯一の時計見本市となります。

ロレックス、パテック・フィリップは2020年は新作発表を中止に

ロレックス、チューダー、パテック フィリップは2020年の新作発表の中止を発表しました。時計人気のトップを行くブランドの新作が発表されない(涙)ということで、小売業界にとって大きな出来事だったと思います。

パテック フィリップは一部の国で限定的にネット販売も解禁しました。(日本では解禁されていません。)今後は、ネット販売の動きが大きくなってくるのでしょうか。

2020年は新型コロナウィルスの大流行とともに、時計業界の大変革の時代に。バーゼルワールドの出展を取りやめたロレックス、パテック フィリップ、シャネルなどはおそらく新たな見本市でいずれ新作発表を行うことになるでしょうし、今後の動向も注意深く見て行こうと思います。

数多くあるスイス時計ブランドのうち1割くらいはこのコロナの影響でなくなってしまうのではないかという懸念がある一方で、やはりロレックスやパテックのようなトップブランドは新作発表ができなくても、さほど影響はなさそうですね・・・。やっぱりロレックス、強し・・・。

 

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